金刀比羅宮 | 平成から令和へ 〜 ゴールデンウイーク
平成から令和へ 〜 ゴールデンウイーク

平成31年・令和元年のゴールデンウイークは、期間中の5月1日[水]「天皇の即位の日」が祝日になったことで、4月30日[火]と5月2日[木]も休日になりました。「国民の祝日に関する法律」(祝日法)の規定によって、「祝日と祝日に挟まれた平日」は「休日」になると定められているからです。

平成31年4月27日~令和元年5月6日までの10連休となったゴールデンウイーク期間中、金刀比羅宮へのご参拝の皆様で境内のみならず門前町の琴平町も大変に賑わいました。

香川県によると、この10日間のゴールデンウイーク期間中の県内各所の主要観光地を利用した観光客数は、延べ618,522人。昨年(414,952人)の約1.5倍に増えました。最も多かった主要観光地は金刀比羅宮参道口で、160,935人(昨年の1.85倍)の人出でした。

香川県のサイト「2019年 ゴールデンウイーク期間中の県内主要観光地の観光客の状況を取りまとめました。」

ゴールデンウイーク期間中の境内では、様々な祭典、行事や催し物がありました。

ゴールデンウイーク2日目の4月28日[日]、神楽殿にて香川県高松市の「高松武産合氣会」の皆様が合氣道を奉納してくださいました。

翌4月29日[昭和の日]、「昭和祭」を齋行、日本の安寧と世界平和を金刀比羅大神様にご祈願いたしました。祭典終了後、緑黛殿にて武蔵野陵を遥拝いたしました。

国民の祝日である「昭和の日」は、「国民の祝日に関する法律」の第2条により、「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす」と定められています。

新天皇陛下が御即位され、新たな元号に変わった令和元年5月1日[天皇の即位の日]、午前9時半より、月次祭と併せて践祚改元奉告祭を齋行、新しい御代と改元を大神様に奉告し、皇室の弥栄と国家の安泰をご祈願いたしました。

ご参拝の皆様が祝意を表すことができるよう、御本宮授与所前に「奉祝 天皇陛下御即位記帳所」を設置、沢山のご参拝の皆様のご記帳をいただきました。

同じく御本宮授与所前に設けました特設テント「御朱印授与所」では、令和初日である「令和元年五月一日」の日付が記された御朱印を求める皆様が早朝から長い列を作りました。

白峰神社、厳魂神社(奥社)の授与所も、それぞれの令和初日の御朱印を求める皆様で賑わいました。

御本宮、白峰神社、厳魂神社(奥社)の全ての御朱印を授与される方も多くいらっしゃいました。

5月3日[憲法記念日]、「憲法記念祭」を齋行、国家の平安をご祈願いたしました。

国民の祝日である「憲法記念日」は、「国民の祝日に関する法律」第2条により、「日本国憲法の施行[昭和22年(1947)5月3日]を記念し、国の成長を期する」と定められています。

5月5日[こどもの日]、「子供祭」を齋行いたしました。今年3・5・7才になる金刀比羅宮の氏子の子供達を御本宮に招き、健やかな成長を大神様に祈念する祭典です。境内のお参りの子供達には、巫女が〝ミニこいのぼり〟をプレゼントしました。

国民の祝日である「こどもの日」は、「国民の祝日に関する法律」の第2条により、「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」と定められています。