金刀比羅宮 | 令和元年 夏越の大祓
令和元年 夏越の大祓

令和元年6月30日[日]、午後6時より[※令和4年から午後5時に変更]、御神事場にて「夏越の大祓」を齋行いたしました。崇敬者の皆様は、斎庭(ゆにわ)に設けられた〝茅の輪〟(ちのわ)をくぐり、半年間の罪穢れを祓い清められました。

大祓とは、人間や社会の罪穢れを祓い去り、神道の精神である「清き、明き、正しき、直き心」に立ち帰って、各々の職業に精進する決意を固め、活力を蘇らすための大切な儀式です。祓いの神事である「大祓式」(おおはらえしき)、疫病退散祈願である「道饗祭」(みちあえのまつり)、火災防止神事である「鎮火祭」(ちんかさい)の3つの祭典からなります。

大祓式では祭主が「大祓詞」(おおはらえことば)を奏上します。

PDF「大祓詞」(「金刀比羅本教 神拝詞集」より抜粋)

次のサイトで大祓詞の口語訳をご覧になれます。

「おはらいの文化史 〜 大祓詞」(國學院大學伝統文化リサーチセンター資料館のサイト)

金刀比羅宮では恒例の神事として、6月30日に御神事場にて「夏越の大祓」、12月31日に祓戸社にて「師走の大祓」の年2回、大祓を齋行いたします。