金刀比羅宮 | 令和元年 年末の祭典・行事
令和元年 年末の祭典・行事

令和元年12月13日[金]、午前0時より「煤払」を行いました。新春を迎える準備の始まりです。長さ約7メートルの青竹の先に付けた笹の葉を用いて軒下を払うなど、神職らが社殿を清めました。

午前10時からは「御年木伐神事」を齋行いたしました。「年木」とは、年末に切り出しておく新春用のたきぎのことで、「節木」とも言います。

21日[土]、「お正月アルバイト説明会」を開催。大変な賑わいとなるお正月期間にアルバイトとして奉仕してくださる皆様が一堂に会しました。

22日[日]、高松市香川町の「金刀比羅宮大注連縄会」(植松一夫会長)の皆様が新しい注連縄(しめなわ)を奉納してくださいました。

御本宮の拝殿正面の注連縄は、長さ約10メートル、直径約40センチ。大勢の会員の皆様が書院に隣接する作業場で2日かけて作りました。作業場から御本宮までは約500メートル、308段の石段がありますが、その大きな注連縄は会員の皆様により担いで運ばれました。無事に御本宮に運ばれた注連縄は、拝殿正面の高さ約5メートルの棟木に取り付けられました。

そして、28日[土]午前0時、新年を迎えるための祭儀である門神祭(もんじんさい)[賢木門]・井神祭(いじんさい)[表書院前庭]・竈祭(かまどさい)[御炊舎]を齋行いたしました。御炊舎では竈祭の後、釜で炊いた餅米を神職らが臼ときねでつき、お正月に御本宮にお供えするお餅を作りました。