御本宮の北透垣に沿って西へ進み、前方に現れる鳥居をくぐると、道は厳魂神社へと向かいます。厳魂神社への道は、樹木が鬱蒼とした静かな山道の様相を呈し、さらに583段の石段が続きます。距離は約1キロ程です。
“守れ権現 夜明けよ霧よ 山はいのちのみそぎ場所”
御祭神は、武雷尊(たけいかづちのみこと)・誉田和氣尊(ほんだわけのみこと)です。武雷尊は、神話「天孫降臨」(てんそんこうりん)の武勇の神様です。誉田和氣尊は、仲哀天皇(ちゅうあいてんのう)・神功皇后(じんぐうこうごう)の皇子で、八幡様として各地に広く祀られている神様です。
白峰神社の御祭神は崇徳天皇です。相殿には、天皇の御母である待賢門院(たいけんもんいん)と大山祇(おほやまつみ)の二柱が祀られています。また、随神として源爲義(みなもとのためよし)と源爲朝(みなもとのためとも)の木像が安置されています。
白峰神社は檜皮葺で、全体に朱色です。本殿は流造、拝殿は入母屋造です。現在のものは、明治44年(1911)から大正2年(1913)にかけて建てられました。
8月26日に例祭、毎月26日に月次祭が行われます。
この付近は紅葉の大樹が多く、「紅葉谷」(もみじだに)と呼ばれています。秋の末には、黄紅様々の錦が目もさめるばかりの眺めとなります。
御祭神は、讃岐守を務めたこともある菅原道真命です。世に天満宮・天神様として広く崇められます。文筆の神・学神です。
その昔、この辺りはウツギが多く見られ、見晴らしも良かったため、卯花谷と呼ばれていました。現在はウツギも少なく、木が生い茂っているため眺望もよくありませんが、昔の名残で今もそう呼ばれています。
“奥社”(おくのやしろ / おくしゃ)は厳魂神社の俗称です。
本殿は檜皮葺・流造、向唐門(むかうからもん)は檜皮葺・朱塗、拝殿は檜皮葺・入母屋造です。元は威徳殿といわれ、絵馬殿の付近に鎮座していました。後に厳魂神社と改称され、明治38年(1905)に現在の場所に遷座されました。
厳魂神社には、金刀比羅本教の教祖である厳魂彦命が祭られています。
1月6日に例祭、毎月6日に月次祭が行われます。
300余年の昔、厳魂彦命が参籠した旧跡です。崇徳天皇もここで参籠したことがあるのではないかと伝えられています。
参拝を終えましたら、来た道を戻り御本宮へ帰りましょう。