金刀比羅宮 | 平成30年(2018)正月の祭典・行事
平成30年(2018)正月の祭典・行事

正月の飾神饌と大鏡餅

正月の御本宮、厳魂神社(奥社)、白峰神社、金刀比羅本教総本部には「飾神饌」をお供えします。御本宮には大鏡餅もお供えします。

大祓式、道饗祭、鎮火祭

大晦日の午後5時、祓戸社にて大晦日の「大祓式」を齋行いたしました。1年の最後の日に罪や穢を祓うことで、清浄な心身を以て新年を迎えることができます。

引き続き、祓戸社に隣接する火雷社にて、「道饗祭(みちあへのまつり)」、「鎮火祭(ほしづめのまつり)」を齋行いたしました。

「道饗祭」は、災禍の予防、防御、防衛を祈る神事です。「鎮火祭」は、火災防止を祈る神事です。

除夜祭

「大祓式」の後の午後7時半、御本宮にて「除夜祭」を齋行いたしました。1年間の金刀比羅の大神さまのご加護に感謝し、無事に新年が迎えられるよう祈る1年最後の神事です。

歳旦祭

平成30年(2018)1月1日[元日]、午前0時、「歳旦祭」を齋行いたしました。新しい年の始まりを祝う祭典です。諸災を消除する意を以て「計歌」(かぞえうた)を奏進しました。御本宮は、午前0時に合わせてご参拝する皆さまで賑わいました。

拝賀式

元日の午前10時、奥書院にて「拝賀式」を齋行いたしました。神職一同が「君が代」を斉唱し賢所を遥拝、引き続き朗詠「嘉辰令月」(年の初めのおめでたい日を祝福する和歌)を吟詠しました。

元始祭

1月3日[水]、午前9時、「元始祭」を齋行いたしました。皇位の元始と由来を祝い、国家と国民の繁栄を祈る祭典です。

斎籠神事

1月5日[金]〜7日[日]までの3日間、「斎籠神事」を齋行いたしました。

「斎籠神事(いごもりしんじ)」は、毎年1月5日〜7日までの3日間にわたり齋行、皇室の弥栄(いやさか)・国家の隆昌・五穀豊穣を祈願するお祭りであり、神職全員が参籠潔斎(さんろうけっさい)して朝夕の祭典を奉仕し、全国の皆さまから寄せられた「新春こんぴら初祈祷」の願い事や、元日から4日までに御本宮にてご祈祷をなされた皆さまの願い事に、二夜三日かけて念には念を入れて祈祷を行い、皆さまの幸せを金刀比羅の大神さまに取り次ぎます。

この二夜三日祈祷は、金刀比羅宮が大権現の時代から秘儀として今に受け継いできた〝こんぴらさん〟の特別祈祷です。最終日の7日には「竟祭(はてのまつり)」を齋行、「浦安舞」を奏進します。

御蔵開神事

1月8日[成人の日]、午前11時、社務所の御蔵の前にて「御蔵開神事(おくらびらきしんじ)」を齋行いたしました。

全国津々浦々よりご参拝に来られた方々の浄財に感謝をし、金刀比羅の大神さま、金山彦の神さまに金刀比羅宮の平安を祈念する神事です。祭場には、神饌と共に金庫・出納簿・そろばん・電卓をお供えします。全国の神社でも非常に珍しい神事です。

初十日祭

1月10日[水]、「初十日祭」を齋行いたしました。

〝こんぴらさん〟のご縁日は毎月10日です。1年の最初のご縁日〝初こんぴら〟の日に齋行する「初十日祭」は正月最大のお祭りです。その起源は桜町天皇の御代に始まると伝えられ、この日にお祈りすれば特別なご利益が授かるとされています。

毎年、全国からのご参拝の皆さまで賑わい、「開運ぜんざい」、「開運長寿もち」、「開運甘酒」の接待所は長蛇の列となります。

御稽古始式

1月11日[木]、金刀比羅宮の年間の諸祭儀を奉仕する神職・祭員・伶人・巫女が緑黛殿 斎館に一同に会して「御稽古始式」を齋行いたしました。年の初めにあたり金刀比羅の大神さまに1年の精進を誓う伝統の儀式です。

雅楽・舞曲・祭式・蹴鞠などの技や作法の更なる向上を祈願する祝詞を奏上し、献楽・舞曲奏進・祭式稽古・講話などを行いました。

頭人初詣

1月14[日]、「頭人初詣」が行われました。

昨年のお頭人さまの頭人奉仕の無事終了のお礼と、今年のお頭人さまの頭人奉仕に向けての新年の挨拶を、神職が金刀比羅の大神さまにご報告しました。

とんど焼神事

同日、御神事場では「とんど焼神事」を齋行いたしました。

「とんど焼神事」は、「左義長(さぎちょう)」、「オンベ焼き」などとも言われ、各家庭から持ち寄せられた正月の松飾り、注連縄、古神札などを焚き上げて焼き納める神事であり、正月の神さまを再び天上に送るという古来からの日本人の習わしです。これをもって正月の祭典・神事の全てが終了です。