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お屋根の葺き替え
金刀比羅宮のご本殿のお屋根には檜皮(ひわだ)が葺いてあります。この檜皮葺の屋根の耐用年数は一般的に35年から40年といわれています。前回昭和46年の遷座祭から数えて33年目にあたる平成16年9月に正遷座祭を執り行うために、ご本宮のお屋根の葺き替えが行われます。
御本宮拝殿の屋根葺き替え工事完了
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ご社殿の修復
金刀比羅宮のご本殿は明治11年に大社関棟造り、檜皮葺きの社殿として改築され、以降33年を式年としてその修復が行われてきました。今回は、財団法人文化財建造物保存技術協会にご本殿、三穂津姫社、長廊下の調査を依頼し、その調査結果と指導のもとに、宮大工を中心に修復を行います。ご本宮は、南側に生えている小賀玉木(おがたまのき)[モクレン科の常緑高木]の根によって基壇ばかりでなく擁壁の南側が押されており、崩壊の危機に直面しています。それを回避すべく、木部の補修と石組の擁壁の組み直しを行います。
神饌殿は地盤沈下で建物自体が沈み、造作や建具などにも破損箇所が生じていますので、その修復を行います。三穂津姫社は、蒸れのために腐ってきている床の組み材の防腐処理とシロアリによる被害が著しい床下木部および縁廻りの部位に防蟻処理を施します。長廊下は床板の隙間をうめるために順次床板を打ち直します。
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ご本宮天井画の桜樹木地蒔絵の復元
桜樹木地蒔絵(きじまきえ)は、山形治郎兵衛をはじめとする東京の蒔絵職人の手になる明治10年の作。檜材に漆塗りをせずに直接蒔絵を施す、いわゆる「木地蒔絵」と呼ばれる技法を用いて、桜が描かれています。それらは格天井(号天井)に市松模様に配され、拝殿は丸文(まるもん)意匠、ご本殿と幣殿は折枝(おれえだ)の意匠で、総計138枚設置されています。
天井画は蒔絵の剥落、銀箔の錆びなどの進行が著しいため本来の蒔絵絵画の輝きを失うどころか、修復さえ不可能な状態でした。その輝きを取り戻すためには修復するしかなく、目白漆芸文化財研究所の室瀬和美さんと香川県の漆芸家山下義人さんにその制作を依頼し、平成16年の完成を目指しています。
御本宮天井木地蒔絵の制作
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緊急整備道路
ご本宮に通じる現在の非常道は、幅員が狭く勾配が急なため、山林、建造物の火災や参拝者の怪我、急病の発生に遺漏なく対処することができません。当宮ではそれを解消するための緊急整備道路の設置が長年の懸案となっていました。さらに仲多度南消防組合からも、今後大型化される緊急車両に対応できる緊急道路を早急につくり、ご本宮近辺に消防利水の基準に適合した防火水槽を設置するようにとの指導を受けていました。
そこで、琴平町教育委員会・香川県文化行政課・環境庁の指導を受けながら、極力地形の形状を変えず、3メートル幅の緊急整備道路の路線を選定し、貯水量100トンの防火水槽の埋設も緊急整備道路の隣接地に実現できるようにしました。
このふたつの工事は、防火水槽が平成12年10月に、緊急整備道路は平成13年1月に完成しました。
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新庁舎建設
社務所は神社機能の中枢となるべき施設ですから、本来はご本宮に隣接した場所に建設されるべき建物です。しかしながら金刀比羅宮は今まで地形上の問題もあって、ご本宮と社務所が石段にして350段ほど離れており、参拝者に対しても大変なご迷惑をお掛けしてきました。
それを解消するために、奉祝記念行事としてご神札授与所と社務所機能をあわせ持った新庁舎として建て替え、参拝者の利便を図ります。建築物の設計は鈴木了二建築計画事務所の鈴木了二さんに、工事は清水建設株式会社にお願いしました。
社殿ゾーンの基本構想
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平成の大遷座祭記念事業起工式
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新庁舎の工事現場進行状況
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参集所・斎館の建設
斎館は年間祭典を奉仕する前に神職が参籠して潔斎を行う、神社には必要不可欠な建物です。しかし現在は神職全員が参籠できるスペースが確保できていません。また、参集所も老朽化が進み、参拝者が不便を感じている状況です。これらの事情から、祭典の参列者および崇敬者の待合所(参集所)と斎館との機能を明確に区分しつつ、参集所、参籠潔斎の部屋、装束の収納室、雅楽舞曲の稽古場からなる新たな参集所・斎館を現在の場所に建て替えます。竣工予定は平成16年6月。
参集所・斎館の工事現場進行状況
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神楽殿の移転
ご本宮と神楽殿の間にご神木の楠の大木があるために祭典の進行状況がお互いにつかみにくい現状です。祭典の進行を速やかに行うために神楽殿をご本宮の正面に近い場所に移転します。
神楽殿曳き家
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絵馬堂の保存解体
現在二棟ある絵馬堂のうち南側の絵馬堂は倒壊の恐れのある建物でした。そこで新しく現われる参集殿・斎館エリアをゆったりと確保するため保存解体することになりました。保存解体というのは、丁寧に番号を打って解体しているために、必要であればいつでも再度組み建て直すことができる方法です。
絵馬堂保存解体
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文化施設のリニューアル
金刀比羅宮には古くから、日本を代表する美術品が数多く伝わっています。そして建物自体国の重要文化財に指定されている「表書院」や「奥書院」さらには「宝物館」や「金毘羅庶民信仰資料収蔵庫」、裏参道付近の「学芸参考館」では、お宮の文化財を常設しています。しかし、どの施設も古く、作品を鑑賞するには良い状態ではありませんでした。
そこで現在、これらの文化施設を順次、リニューアルしています。
リニューアルオープン
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文化財の図録制作と修復計画
金刀比羅宮の文化財は「掛け軸」や「屏風」を中心に紙本、絹本などによる美術品から、直接、板の上に描かれた「絵馬」など、あらゆる種類のものがあります。そこで金刀比羅宮では平成16年の遷座祭を機にこれらの美術品を1冊の図録にまとめることにしました。また、美術品の調査を進めるなかで選別された、傷みの烈しい作品に関しては順次、伝統的な技術を誇る職人さんに修復をお願いしております。現在「高橋由一常設室」を「金毘羅庶民信仰資料収蔵庫」の一階にオープンしたのをはじめ、「表書院」、「宝物館」が装いを新たにして、ご参拝のみなさまの目を楽しませています。
文化財修復事業
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金刀比羅宮の文化財図録制作
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平成の大遷座祭 特別記念展
平成16年9月に斎行される「平成の大遷座祭」と同時期、金刀比羅宮では朝日新聞社との共同企画で、今までほとんど公開されていなかった「奥書院」を一般公開し、伊藤若沖や岸岱が描いた襖絵の力作を公開します。さらには金刀比羅宮内・外の美術館で「プレ遷座祭企画」として数多くの展覧会が予定されています。
冷泉為恭展
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金刀比羅宮と美術の至宝展
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さまざまな文化企画とイメージキャンペーン
金刀比羅宮内・外での展覧会とともに、さまざまな文化企画が進められています。四国新聞では平成15年から16年までの1年間、金刀比羅宮の文化財の紹介記事が掲載されます。またNHKではハイビジョンカメラを使った特別番組が制作されます。さらに岡山放送の開局35周年記念事業として倉敷の大原美術館との交換展やシンポジューム、それに付随する特別番組の制作が進んでいます。また平成13年度から続けている金刀比羅宮のイメージキャンペーンは首都圏東京周辺の駅や電車を中心に関西、山陽、四国へとエリアを広げて展開しておりますが、おかげさまでご参拝される方々が増えています。
こんぴらさんの新ポスター登場
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新制服になって
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こんぴらさんの自動改札機ステッカー
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琴電に黄色の「しあわせさん。こんぴらさん。」号
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記録映像の制作
平成16年の「平成の大遷座祭」にともなって行われるすべての記念事業を追い続けた記録映像の撮影がすでに開始され斎行後にまとめる予定です。
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