ご挨拶
「遷座祭」の意義
「遷座祭」の由来
建築物の改修
「遷座祭」の諸祭儀
ご挨拶

金刀比羅宮宮司 琴陵容世

 平成十六年、皇紀二千六百六十四年の本年は、金刀比羅宮にとりまして三十三年に一度の式年のみまつり「平成の大遷座祭」が斎行される年であります。

 私は前回(昭和四十六年九月に斎行)に続いて二度目のご奉仕。当時、大学を出たばかり、駆け出しの神職一年生には、無我夢中の感想以外何もありませんでした。それでも父たる先代宮司と千載一遇の親子奉仕ができたことは、何よりのしあわせでした。

「秋の夜の冷えにはあらじ大御霊遷しまゐらす身の懼れはも」

 父の詠める歌です。私もその心境と同じく、今から身の引き締まる思いがいたしております。

 ご遷座の目指すところは「常若」。常若は神道の理想のひとつ。今回の遷座祭は、庶民信仰のメッカであり、絵画等の文化財の宝庫としても知られる「こんぴらさん」が新時代にふさわしい「ニューこんぴらさん」として、名実ともに若返り、甦る絶好の機会です。そのために奉祝記念事業として、信仰と文化の両面にわたるお宮の活性化を計画しております。

 金刀比羅大神さまのご神威が弥増しに輝き渡る、この「平成の大遷座祭」が最高最大に盛り上がり、かつ厳粛裡に無事終了いたしますように、ご崇敬篤い皆々さまのご協力、ご奉賛をよろしくお願い申し上げます。

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(C) KOTOHIRAGU 2003 [Thursday, April 22, 2004 10:52:21 AM]