邨田丹陵「富士一之間」「富士二之間」
室中にひろがる裾野を駆け巡る武士たちは、鮮やかな著色によって描かれ、力強く躍動感にあふれています。
この二室は、邨田丹陵(1872〜1940)が、伊藤紅雲・吉沼晩汀・佐藤千浦とともに明治35年(1902)に来訪した折に描いたものです。丹陵は、東京生まれで、はじめ吉沢素山に学び、のち川辺御楯のもとで土佐派を学んだ歴史画家として知られています。