円山応挙 障壁画@表書院
円山応挙 「虎之間」 遊虎図 天明7年(1787) 55歳作 紙本墨画

崖下に横たわる虎、横を向く虎、正面からこちらを窺う虎、そして白虎。なかには、眠る豹もみられます。まさに虎尽とでも言うべき室内の中でも、特に「水呑みの虎」は名高く、表書院の代名詞ともなっています。

瀧から落ちる清流を、向かい合って仲良く飲む親子の姿は、見る者を和ませます。本来、獰猛であるはずの虎ですが、ここでは皆、とても穏やかで愛らしくあります。この室は、引見の人や役人等の座席でした。

 

(C) KOTOHIRAGU 2003 [Saturday, November 30, 2002 5:33:30 PM]