高橋由一作品展 @金毘羅庶民信仰資料収蔵庫

「本牧海岸」
1877
油彩・キャンバス
60.3×121.2 cm

山の雑木が枯れている。冬景色だ。麓に控え目に本牧十二天社が描かれている。

水平線を低くとり、空、海、陸との面積比のバランスもよく、それぞれの色彩も美しい。近寄って目を凝らそう。種々のものが見えてくる。空や陸は絵具を不透明に、海は透明に用いた対比の美しさ。樹木、石垣、岸辺の石などの質感表現。魚篭をもった男の見事な描写、帆柱を上げる二人の漁師と帆網の緊張感等々遠くからも近くからも楽しめる作品である。

(C) KOTOHIRAGU 2003 [Tuesday, February 11, 2003 12:25:58 AM]