「燧具」 1878 油彩・紙45.2×66.6 cm
我国のマッチの製造は明治8年に始まり、11年には輸出するようになった。こうした状況の時にあえて燧具を描いた由一の気持ちはどんなものだったのだろう。滅び行くものを耐久性のある油絵で描き残し、後世の人々に資する意気込みに違いない。