文化ゾーン:高橋由一館:常設展示
 
 
 

 

2009年3月12日(木)〜5月10日(日)まで、高橋由一館3階にて、「安野光雅展 〜 風景と出会い」を開催いたします。

作品リスト 詳細はこちら

※高橋由一の常設展示も御覧いただけます。

高橋由一:常設展示

金刀比羅宮には日本近代洋画の祖、高橋由一の油絵が27点もあります。2001年、高橋由一による「琴陵宥常像」が発見され、新聞などで話題になりましたが、当宮にある由一の作品はその宥常宮司が明治期に購入したものです。高橋由一館では、27点全ての作品を常設展示しています。

開館時間 午前8時30分〜午後5時
(但し入場は午後4時30分まで)
  ※催物や企画展などにより、予告なく臨時の閉館または高橋由一の作品をご覧になれない場合がございます。御了承下さい。
拝観料 一般500円 / 高・大生200円 / 中学生以下無料
場所 画像 高橋由一館の地図
高橋由一 常設展示:展示作品全一覧

ボタン 「巻布」
ボタン 「田子富士」
ボタン 「左官」
ボタン 「屋上月」
ボタン 「江之島図」
ボタン 「二見ヶ浦図」
ボタン 「墨田堤の雪」
ボタン 「本牧海岸」
ボタン 「百万塔と鎧袖図」
ボタン 「芝浦夕陽」
ボタン 「なまり節」
ボタン 「愛宕望獄」
ボタン 「州崎」
ボタン 「浅草遠望」
ボタン 「燧具」
ボタン 「鯛」
ボタン 「桜花図」
ボタン 「貝図」
ボタン 「海岸」
ボタン 「読本と草子」
ボタン 「豆腐」
ボタン 「鱈梅花」
ボタン 「墨堤桜花」
ボタン 「牧ヶ原望獄」
ボタン 「月下隅田川」
ボタン 「琴平山遠望図」
ボタン 「琴陵宥常像」

画像金刀比羅宮と高橋由一

「日本洋画の開拓者」「幕末明治の巨人」と称される高橋由一は、「鮭」「花魁」(重要文化財)の画家として広く知られています。その高橋由一の油絵27点が金刀比羅宮にあります。これほどの数と質の高いコレクションは、東京芸術大学を除いて存在しません。

明治11年、金刀比羅宮では琴平山博覧会に向けて、本宮の造営など大規模な工事が行われていました。同年8月、由一は「二見ヶ浦」と小襖仕立の「貝図」を金刀比羅宮に奉納しました。「貝図」は崇敬講社本部のために描かれました。

そして同年11月、由一は、自ら主催する画塾「天絵舎」の拡張資金融資を金刀比羅宮に依頼しました。翌明治12年2月、由一は35点の油絵を奉納し、資金200円を受領しました。

琴平山博覧会は、翌月の3月1日から6月15日まで開催され大盛況でした。由一の油絵は書院の長押に展示されました。

さらに翌明治13年12月から14年1月中旬まで由一は琴平に滞在しました。この時「海魚図」「桜花図」を奉納し、現地で「琴平山遠望」「琴平山下石淵川の図」「深見速雄像」「琴陵宥常像」を描きました。

現在、「深見速雄像」「琴平山下石淵川の図」の所在は不明です。

実は「琴陵宥常像」も長らく所在不明でしたが、平成13年、現在の宮司琴陵容世宅から発見されました。このニュースは新聞やテレビで報道され、金刀比羅宮と由一の関係や貴重な作品群の存在が広く知られるようになりました。

この報道がきっかけとなり、「深見速雄像」の画像が明らかとなり、改めてその存在が確かになりました。将来に金刀比羅宮に展示できればと願われます。

 
(C) KOTOHIRAGU 2007
Thursday, 03/12/2009 19:06