平成28年 御田植祭

平成28年4月15日[金]、御神事場(南神苑)の御旅所において、「御田植祭」を齋行いたしました。

御田植祭は、慶安のころより五穀豊穣を祈念する祭儀として、播種期の毎年4月15日に齋行いたします。

齋主による祝詞奏上の後、讃岐稲舂歌(さぬきいなつきうた)・讃岐風俗歌・讃岐風俗舞を奏進、田耕(たがやし)行事を行い、続いて田舞を奏進いたしました。最後に、巫女が神前の切餅と、苗に見立てた松をご参拝の皆様に撒與いたしました。

田耕行事は、「催馬楽」(さいばら)の一種である「安名尊」(あなとう)を伶人が奏する中、齋庭を齋田に見立て、鍬・鋤・犂・馬耙などを用い、田を耕す風景を模す行事です。

田舞は、日本の農耕の姿をそのまま歌舞としたものです。伶人が若種・美麻之・五月雨・福万石などの田歌を繰り返し奏する中、田植から収穫までの様子(苗代を整え、種を蒔き、苗を植え、刈り取りに至る過程)を巫女が舞で表現します。まことに素朴で古雅な巫女舞で、古くより宮中においても舞われます。


(C) KOTOHIRA-GU 金刀比羅宮
2016年4月21日 5:06 pm