金刀比羅宮 | 平成29年 桜花祭
平成29年 桜花祭

平成29年4月10日[月]、金刀比羅宮の特殊神事「桜花祭」を齋行いたしました。

桜花祭は鎮花祭(ちんかさい)です。鎮花祭は、崇神天皇の時に始まるといわれ、平安時代に盛行しました。当時、陰暦3月の落花の時期に疫病の流行が盛んで、これを鎮めるために行疫神(ぎようやくじん)たる大神(おおみわ)・狭井(さい)の2神を祭った宮中の神事であり、神社でも行われるようになりました。「はなしずめのまつり」とも呼ばれます。(参考文献「広辞苑第五版」,「岩波日本史辞典」)

午前9時30分、諸員一同は、大門下の崇敬講社本部前に集合、列を整え御本宮に参向しました。途中、桜の名所「桜馬場」を通りました。

天井一面に「桜樹木地蒔絵」が施された御本宮での祭典では、桜の小枝で飾られた海川山野の神饌を奉り、斎主が祝詞を奏上、引き続き「大和舞」(やまとまい)、「八少女舞」(やおとめまい)を奏進いたしました。

祭典終了後、緑黛殿の斎館にて「今様」を奏しました。今様は、明治15年頃に琴平明道学校教授であった国学者 水野秋彦の作歌を今様歌とし、以来、桜花祭と紅葉祭で奏するようになりました。七五調で平和な世代がうたわれます。