金刀比羅宮 | 平成29年 索餅祭
平成29年 索餅祭

旧暦の七夕の日にあたる平成29年8月28日[月]、索餅祭を齋行いたしました。笹に短冊を飾り、満天の星に願いを託す七夕の行事です。

御本宮では、素麺や索餅(さくべい)を供え、みなさまの幸せを願い、病気や災い除けを念じ、夏バテ解消・元気溌刺などを祈りました。

御本宮前の特設会場では、地元の和菓子職人の手で昔ながらの味と形を再現した索餅を用意し、冷たいグリーンティーと併せてご参拝の皆様に接待いたしました。索餅は、小麦粉と米の粉を練って縄の形にねじり油で揚げたもので、流行病(はやりやまい)から身を守る功徳があるとされています。

また、同会場ではご参拝の皆様が、思い思いの願い事を記した色とりどりの短冊を笹竹に飾り付けてくださいました。

当日お供えした素麺は、大神神社が鎮座する奈良県桜井市三輪の名物「三輪素麺」です。三輪素麺は、奈良時代に大神神社の御神体である三輪山の清流を利用して作られたのが始まりとされています。金刀比羅宮の主祭神は、大神神社の祭神と同じ大物主神(おおものぬしのかみ)です。

もともと素麺は索餅と言われ、平安時代以降の公卿の日記や女官たちの手記によると、宮中において儀式や饗宴に珍重されていました。室町時代には、女官たちは素麺のことを「おぞろ」と呼び、七夕の行事に素麺が饗せられていました。