ことひらニュース〜2004年9月26日
金刀比羅宮平成の大遷座祭奉祝奉納「出雲大社 吉兆神事・伝統行事」

金刀比羅宮の御祭神「大物主大神さま」は、出雲大社の「大国主大神さま」の和魂(幸魂・奇魂)にまします。また、共にダイコクサマをお祀りしています。このような御神縁に結ばれました出雲大社の「吉兆神事」と、伝統行事である「大土地神楽」「阿国踊」などが、9月26日(日曜日)、金刀比羅宮の御神前で奉納されました。

吉兆神事は、出雲大社のお膝元の大社町で行われる正月行事で、「吉兆さん」と呼ばれます。1月3日、町内の氏子は、それぞれの地区自慢の「吉兆」の幡を立て、神謡(祝歌)を歌い、新年を寿ぎ、祈りを捧げます。災厄を祓う「番内さん」や、勇壮に太鼓を鳴らす「シャギリ」も町内を練り歩きます。

「吉兆幡」(きっちょうばん)

吉兆幡は、「歳徳神」と刺繍をほどこされた金襴の幡で、神様の「よりしろ」です。幡の上部には日月を描いた扇形、その頂には鉾が取り付けられています。

「神謡」(しんよう)

吉兆神事で歌われる神謡は、船歌に始まるといわれます。江戸時代、出雲国の藩主は、御船歌指南役を置いて船歌を奨励しました。折々の祝儀事には必ず船歌が歌われました。こうして大社町の神謡は歌い継がれたと考えられています。

「番内さん」(ばんないさん)

番内さんには厄年の人がなります。鬼の面をかぶり、金襴の神楽衣装をまとい、青竹をもって町を練り歩きます。家々の門口を巡り、「悪魔祓い!」と大声で唱えて青竹で地面を叩きます。

「シャギリ」(左義利)

町内の若衆が、笛を吹き、太鼓を叩きながら勇壮に町を練り歩きます。出雲国造家をはじめ町内の家々の門口で新年を奏す目出度い伝統行事です。

「大土地神楽」

大土地神楽は、天正6年(1578)以前から「七座の舞」「的射神楽」などとして神職によって舞われ、その後、江戸時代に入って「奉納神楽」「祈祷神楽」として氏子によって舞われるようになりました。歴史深い大土地神楽のお囃子の節回しは、「出雲神楽」のなかでも独特のものです。

「阿国踊」

「阿国踊」は琴平町でもお馴染みです。毎年の「金毘羅歌舞伎」のお練でもみられます。神仏の御加護に感謝して、共々に生かされて生きる喜びを表す踊りです。

(C) KOTOHIRAGU 2003 [Monday, January 24, 2005 6:56:49 PM]