令和4年1月26日[水]、御本宮にて「神前披講式」を斎行いたしました。宮中の「歌会始」で披講されました歌を金刀比羅宮の神職が金刀比羅の大神さまに披講する神事です。今年のお題は「窓」。天皇陛下の御製をはじめ13首を披講し、大神さまの御心を和ませ、歌道の隆昌を祈願いたしました。
和歌を読み上げ、歌うことを披講(ひこう)といいます。先ず初めに、講師(こうじ)と呼ばれる者が和歌の全句に独特の節を付けて読み上げます。次に、発声(はっせい)役が和歌の冒頭から節を付けて歌います。最後に、講頌(こうしょう)役が発声に合わせて一緒に歌います。