金刀比羅宮 | 旭社 令和の大改修プロジェクト御奉賛のお願い
旭社 令和の大改修プロジェクト御奉賛のお願い
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各位
金刀比羅宮
宮司 琴陵 泰裕
「旭社 令和の大改修プロジェクト御奉賛のお願い」
謹啓 ご崇敬の皆さまには益々ご清祥のこととお喜び申し上げます。
日頃は、当宮の社務万般につきまして、ご理解ご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
さて、この度当宮境内旭社の大改修を行うこととなりました。
旭社は、当宮が「金毘羅大権現」と呼ばれていた江戸時代、全国から多数の御寄進をいただき、約40年の年月をかけて、弘化2年(1845)に落成した四国最大の木造社寺建造物です。当時「金堂」と呼ばれ、金毘羅参りの新参詣所として多くの方々からご崇敬をいただきました。明治時代の神仏分離令後は「旭社」と改名し、一部を神式に改装しましたが、建物の構造や豪華な木彫装飾は当時の美しい姿を残しております。
今般、二階の屋根材木に白蟻被害が確認され、一部の柱に圧壊も認められたことから、半解体による大規模な修理工事が必要となりました。
調査の結果、修理には、工事用道路、覆屋の建設、解体、修理、復元とさまざまな工程を18年に亘り進める必要があり、約50億円の経費が必要であることが分かりました。旭社は国の重要文化財に指定されておりますので、修理費の一部は国や地元自治体からの補助をいただく予定ですが、事業規模がこれまでになく大きく、「令和の大改修プロジェクト」として、旭社の建築時と同様、多くの方々から御奉賛をいただきながら、事業を確実に進めていきたいと考えております。
なお、御奉賛をいただく際、当宮の奥社 嚴魂神社の参道(奥社道)への献石を予定しております。
また、香川県、琴平町のご協力のもと、金刀比羅宮が行う文化財保存修理等事業に対して、企業様が事業を指定して自治体へ御寄附いただくことにより、御寄附額の約九割を当該事業への補助金に充当する制度があらたに制定されております。その御寄附額は「企業版ふるさと納税」として取り扱われ、本制度が継続される期間は自治体が発行する寄附受領証をもとに、法人税等の優遇措置を受けることができます。
つきましては、「旭社 令和の大改修プロジェクト」における、御奉賛、御寄附をいただきたく、時節柄恐縮ではございますが、何卒この趣旨をご理解いただきご協力の程宜しくお願い申し上げます。
なお、募集は令和24年度まで毎年度継続して実施する予定ですが、事務の都合上、自治体への御寄附につきましては、各年度の4月~12月の9カ月間が御寄附受入期間となっております。
何卒この機会に御奉賛賜りますようご案内申し上げる次第でございます。
謹 白 

「旭社 令和の大改修プロジェクト」をご支援していただくには、次の3つの方法があります。
金刀比羅宮への御奉賛
香川県教育委員会「かがわの文化財保全・活用応縁プロジェクト」を通じてのご支援
琴平町「企業版ふるさと納税」を通じてのご支援
金刀比羅宮への御奉賛
10,000円からお受けします。
お手続きの流れ
御奉賛金の納付
次の「御奉賛金のお振込先」に御奉賛金を納付してくださいますようお願いいたします。
(300万円以上の場合、ご希望により奥社道の献石を承ります。)
御奉賛金のお振込先
(恐れ入りますが、振込手数料をご負担願います。)
百十四銀行 琴平支店 普通 1186838
旭社保存修理事業 宮司 琴陵泰裕
(アサヒシヤホゾンシユウリジギヨウ コトオカ ヤスヒロ)
申し込み
次の「申込用紙」または「申込フォーム」で、当宮にご連絡くださいますようお願いいたします。
申込用紙の場合
次の「申込用紙」をダウンロードして印刷し、FAX または郵送で金刀比羅宮にお送りください。
[FAX送信番号]0877‐56‐4045
[郵送先]〒766‐8501 香川県仲多度郡琴平町892‐1 金刀比羅宮 学芸課
申込フォームの場合
次の「申込フォーム」に必要事項を入力し送信してください。
受領証の送付
御奉賛金の納付を確認しましたら、納付を証明する受領証を郵送いたします。
金刀比羅宮への御奉賛は、税制優遇の対象とはなりません。税制優遇をご希望の場合は、下記の香川県教育委員会または琴平町を通じてのご支援をご利用ください。
後述の献石をご所望の場合は、改めて献石の内容・デザインについてご相談させていただきます。
※なお、御奉賛は社頭において現金でも受け付けております。

奥社道の献石
【献石について】
金刀比羅宮への御奉賛が300万円以上の場合、ご希望により奥社道の献石(高さ2,400ミリ、幅395ミリ)を承ります。
詳細は、次の PDF「奥社 嚴魂神社の参道(奥社道)への献石について」をご覧ください。
献石の設置場所については、お申込み順にて奥社道に御本宮側から建立させていただきます。奥社道のどの場所にするかの指定は出来かねますので、ご了承賜りますようお願いいたします。
金刀比羅宮への御奉賛と合わせて、香川県教育委員会・琴平町(自治体)を通じてのご支援をしていただける場合(下記参照)、献石に記す金額はその合計とすることもできます。その際は、香川県教育委員会・琴平町を通じての御寄附の受領証をご提示ください。
香川県教育委員会「かがわの文化財保全・活用応縁プロジェクト」を通じてのご支援
個人様または事業者様が、香川県教育委員会の「かがわの文化財保全・活用応縁プロジェクト」を通じて金刀比羅宮の「旭社 令和の大改修プロジェクト」をご支援していただくことができます。
詳細は、次の香川県教育委員会のサイトのページ「かがわの文化財保全・活用応縁プロジェクトの実施について」をご覧ください。
「寄附申込書」の御寄附の対象の欄は「重要文化財 金刀比羅宮旭社他」を選択してください。
琴平町「企業版ふるさと納税」を通じてのご支援
事業者様が、琴平町の「企業版ふるさと納税」を通じて金刀比羅宮の「旭社 令和の大改修プロジェクト」をご支援していただくことができます。
詳細は、次の琴平町のサイトのページ「企業版ふるさと納税を募集しています」をご覧ください。
「寄附申出書」の寄附対象事業の欄に「金刀比羅宮旭社保存修理整備事業」とご記入ください。

金刀比羅宮への御奉賛と合わせて、香川県教育委員会・琴平町(自治体)を通じてご支援していただける場合の事例

旭社の歴史
金堂寄進帖〜讃岐国
金堂寄進帖〜武蔵国
金堂寄進帖
江戸時代の金堂再建のため、講に寄せられた約3万件の御寄進者の姓名録。
讃岐国内だけでなく全国各地から多くの御奉賛をいただいたことを示す貴重な資料。
神社明細帳附図
神社明細帳附図
神社内建物の明細を記録した原簿。明治時代から昭和戦前まで継続的に作成され、県に提出されました。旭社は「天保8年社金並に寄附金を以て造営」とあります。天保8年(1837)は二階部分の上棟が行われた年で、その後弘化2年(1845)に竣工しました。
(C) KOTOHIRA-GU 24-Sep-2024 11:20